これからの日本と世界

特亜3ヶ国を考える

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前書き

私は以前に「韓国について関心があまり無い」と書いた事がありますがその理由については特に詳しく書いていません。

そもそも「日本にとっての特亜」とはどんな国家を言うのでしょうか?  一般的には「韓国」「北朝鮮」「中国」を指す言葉であるのは間違いの無い事でしょうが、日本人にとっての反日国家を「特亜」と呼ぶのであれば「カンボジア」や「パキスタン」「ミャンマー」等も決して親日国家などでは無く日本に対してはかなり強い反日感情を持っています。しかし誰もこれらの国家を「特亜」の中に入れる事も無く私自身も決して「特亜」等では無いと思っています。特亜とは決して「反日のアジア国家」を指す言葉では無くある一つの共通点を持った国家だと思います。今回のブログではその共通点を考えて何故韓国についてだけ日本人が特別に関心を寄せる必要が無いのかを記述していきたいと考えています。宜しくお願い致します。

韓国について

まずこの「特亜」と呼ばれる国家の共通の特徴として本当の意味での民主主義国家は一つも無い事です。「韓国は民主主義の国家だ」と思い込むのは大きな誤解です。韓国は表面上民主主義の体制を取っているだけであり本来の民主主義とは大きく離れた国家です。戦前からの民主主義体制を持っている韓国が何故民主主義国家とは呼べないのか?  その点からまず記述していきたいと思います。

まず民主主義の国家の大前提として「その国家の民主主義はその国の国民が戦って勝ち取ったものである」という事が第一です。「国民に選挙権があるのが民主主義国家」などでは無く「国民の選挙権」をその国の国民が選択し、それまでの国家体制と闘い勝利して国家から奪い取ったものでなければ決してその国家は民主主義国家とは呼べない体制になってしまいます。戦前の朝鮮半島における選挙権はその当時統治していた日本が与えたものであり戦後はアメリカから与えられたものです。決して朝鮮半島の国民が血を流して勝ち取ったものではありません。従ってそういう国家の民主主義は法律よりも国民感情が優先します。裁判所の判決も国際法憲法よりも国民感情を優先してしまう訳です。現在の韓国の政治問題をめぐる国内の騒動はその典型例です。あの国は民主主義国家とは程遠い原始的な国家です。

次に現実的に言論の自由はありません。憲法言論の自由が認められていても実際には無いのが特徴です。韓国にも日本に対して好意的な印象を持っている人間は少なからず存在します。しかしそういう人間の言動には厳しい規制が国民の感情でかかります。これまでの社会体制と異なる考えを口にする人間は暴力で封じ込めにかかります。この考えはまさに毛沢東共産主義の思考であり決して民主主義国家の体制では無い訳です。今回の朴槿恵の問題を受けて韓国国内では憲法改正の動きがありますが憲法がどのように改正されても国家としては何も変わりません。国民感情憲法よりも優先されている限り何をどう変えても全くの無駄です。今回の朴槿恵の問題から抜け出しても韓国が真の民主主義国家になる事はあり得ない話です。

最後にこの国家には絶対に政治的には逆らえない「宗主国」が存在し、その国家が「中華人民共和国」という共産主義国家である点です。これは北朝鮮についても全く同じであり現在は表面的には仲が良くない両国ですが決して北朝鮮が中国に向かってミサイルを撃つ実験をしないのは現在でも北朝鮮にとって中国が「宗主国」である証です。韓国も北朝鮮も経済から政治や安全保障についてまで中国に急所を押えられています。したがって韓国の民主主義はその体制的なものだけであり実質的には民主主義とは全く違う国家です。

第二次世界大戦での日本の功績とその後のアジア諸国

では「特亜」以外の東アジア国家を歴史的に見ていきましょう。この「特亜」とそれ以外の国家とでは第二次世界大戦での旧日本軍の活躍に対して決定的な違いがあります。

皆様がご存知のように日本は第二次世界大戦連合国(特にアメリカ)に敗れて敗戦国になりました。しかし日本の東アジアにおける戦闘の実績は素晴らしくその後の東アジア情勢に革命的な変革を与えました。マレー海戦で日本軍はイギリスに勝利し、インドネシアではオランダに勝利しフィリピンではアメリカにも勝っています。

この4年近く続いた日本の第二次世界大戦での各地での戦線で負け越しているのは唯一アメリカだけであり他の連合国国家には圧倒的に勝利しました。こうした旧日本軍の活躍は戦後に見事に開花した訳でアメリカを含む連合国国家はすべて東アジアの植民地から撤退して東アジアに多くの独立国家を生み出す結果になりました。

この多くの独立国家の誕生は旧日本軍とは直接的には何の関係もありません。闘って独立を勝ち取ったのは個々の東アジアの諸国民の力です。彼らは旧日本軍が堂々とそれまで東アジアを植民地にしていた白人国家と闘う姿に感化されて自分たちにも出来る事が解って実行しただけです。だから特亜の3国以外の国家は日本の戦争責任については全く問題にしない訳です。アジアの有色人種が次々とそれまで占領されていた白人国家と闘えたのは間違いなく日本が第二次世界大戦で残した実績からです。

ところが唯一、第二次世界大戦の開始から現在まで全く白人国家と闘わず常に白人国家の味方になり日本と闘った国家があります。当時の中華民国であり現在の中華人民共和国です。彼らには白人国家と闘った経験も無ければ白人国家に逆らった歴史もありません。だからこそ彼らは現在でも第二次世界大戦の敗戦国で唯一の有色人種である日本を非難し続ける訳です。それに倣って中国を「宗主国」と認める他の特亜2国が同じ様に日本を非難しているにすぎません。第二次世界大戦で日本軍の一員として戦った同胞を売国奴扱いにして戦いもしなかった連中が日本を攻撃している訳です。

「特亜」と日本人から呼ばれている反日国家とそれ以外の東アジアの国家では先の大戦から全く違うのはその為です。「事大主義」と呼ばれる強者に従い弱者を叩く発想を持つ国家が白人国家と全く戦っていないという歴史的な背景を持っている事実が現在でも日本を非難する国家体制を作っている事は確実だと私は思います。

これからの特亜を考える

歴史には流れがあると私は考えています。この歴史の流れに逆行する動きを見せる者はどんな強大な権限を持っていようと必ず衰退するとも私は考えています。まさに現在のアメリカのトランプ政権がそれであり、歴史に逆行するものは必ず歴史の報復を受けて衰退していく運命になります。

これはアメリカだけでは無く特亜3国も全く同じです。昔の栄光に縋ろうとして過去にこだわっている国家に明るい未来がある筈もありません。インターネットが発展し真実に限りなく近い情報が伝えられる時代になっても日本人だけが殆ど気付いていない真実があります。その一番大きなものが「韓国」に対する誤解だと私は思っています。現実には世界中の国家の中で韓国を大切にしている国は日本しかありません。中国も含めた日本以外のすべての国家は韓国を利用しているだけです。韓国にとっての友好的な国家など日本以外にはどこにもありません。だから私は韓国の存在は無視するべきだと書いている訳です。日本人が特亜の中で注目すべきなのは確実にその反日の根元である中国だけ見ていれば韓国などはどうでもいい訳です。現在でも中国経済はかなり危ない局面にありますが「宗主国」である中国が滅びて他の2国が残る事などはあり得ない話であり同時かそれよりも前に確実に他の特亜2国は滅んでいく筈です。日本人として中国以外の特亜2国の事を考えるのであればこの2か国が滅びかけた時に大量に出てくるであろうこの2か国の「難民」の日本への移動をどう抑えるのかという事だけでいいと思います。北朝鮮に対しても日本は間違いなく友好国です。北朝鮮籍の人間にまで日本国内で保護をしてまで生活をさせている訳ですから片方でそういう保護をしておきながらもう片方で「拉致被害者を返してくれ」と言ってもなんの効果も無い事は明白でしょう。

私個人的には何をどう考えてもこれらの「特亜」と呼ばれる国家に未来が無い事は確実です。日本は彼らとどうやって縁を切るのかだけを考えるべきだと思います。自立できない国家に変に関心を持つ事は危険であり無駄です。日本の体制としてそういう国家は無視し続ける状態に一刻も早く持っていく事が何よりも大切だと私は思います。

あとがき

「特亜」などに現実に向き合っている時間は現在の日本には無いとも私は思っています。新政権になったアメリカ、北方領土問題のあるロシア、崩壊の方向性に間違いなく向かっているユーロ圏を見て日本は今後の立ち振る舞いを考えるべきでしょう。

日本人は良くも悪くも謙虚な民族であり自分の住んでいる日本という国家を「アジアの東にある小さな島国」であると考えがちですが現実に現在の日本は世界に誇るアジアの超大国であり、いかに中国がその覇権を広げようとも近代でアジアに2つの大国が存在し続けた歴史など全くありません。韓国が真の民主主義国家では無いのと同様に現在の中華人民共和国が無くなってもあの場所に国際的にまともな国家が誕生する可能性はまずあり得ないと思います。

世界の先進国家はすべて腹黒く大国は小国を使って日本という国家にゆさぶりをかけているだけであり、そんな情報に乗せられて小国を相手に本気で怒る事は危険です。現実に朝鮮半島の国民と日本とは多くの問題があり解決していかなければならない問題は山積していますが、前回のブログでも書いたようにこれは確実に日本の国内問題であり国内の掃除が進めばすべて解決していくと私は思っています。そういう方向で運動しているかたには是非とも頑張ってもらいたい気持ちです。「一心独立して一国独立する」という言葉は福沢諭吉の名言であり、我々は戦後レジームから完全に脱却してもっと日本という国家に誇りを持ちましょう。明るい日本の未来はその先にあると私は信じています。宜しくお願い致します。